放射能汚染のない安全なお水をご家庭で

 
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による津波で福島第一原子力発電所において事故が起きました。その結果、福島原発周辺は避難地域の指定を受けました。福島原発の事故発生より一週間過ぎ頃から放射能汚染のせいで関東地方でも大気中放射性ヨウ素などが検知されています。特に福島県に近接する茨城県、群馬県、栃木県などでは水道水からだけでなく、ホウレンソウなどの野菜や牛乳やチーズの素となる原乳などからも放射性物質が検知されたという報道がありました。これらの放射線物質の半減期(放射線の量が半分になるのにかかる時間)はセシウム137の場合、およそ30年。ヨウ素131は約8日かかります。


さて、人間の体の70%は水分によって出来ているということを考えると、毎日の料理に使う水や飲むための飲料水の安全性は、私達の健康に直接かかわる非常に大切な問題だということが分かります。特に現在のような状況下では、放射線による影響を受けやすい妊婦さん赤ちゃんのいる家庭において安全性は非常に緊急性の高い問題と言えそうです。


政府や東京電力などの説明では、胸部レントゲン写真1枚分とか、東京とニューヨークの間を飛行機で移動した位とか、CTとかの例えを使いながら「ただちに健康に影響を及ぼす数値ではない」と繰り返し強調していますが、裏返すと「長期的に見れば分かりませんよ。」と言っているようにも聞こえます。将来的に何か健康上の問題が起きたとしても因果関係が不明と言われたら私達はどこに自分の気持ちをぶつけて良いのか分からなくなるでしょう。


それらの理由も踏まえ、さらに小さな子供がいるということもあり、我が家にもウォーターサーバーを導入することにしました。過剰反応と言われようが誰に迷惑をかけるわけでもありませんし、毎日体に摂り入れる水が安全で美味しいなら、それだけでもお釣りがくるような気持ちになります。生命保険にかけるお金をがあるなら、毎日飲むお水にも気を使った方がよっぽど良いと私は考えています。

 

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